「“MenaRD”は格闘ゲームのコミュニティーの中で存在している」
優勝しての率直な感想を聞かれたMenaRD選手は「“MenaRD”は格闘ゲームのコミュニティーの中で存在しているので、表彰式で『Menaは日本で生まれた』と言わせてもらいました。やはり、日本という格闘ゲームのカルチャーが生まれた場所の大会で優勝できたことをうれしく思います」と顔をほころばせた。
競技タイトルがスト6に変わったことによる変化について「キャラクターが変わったということはもちろん大きいですが、それよりも自分のメンタルを保つこと。何よりもメンタルの部分を一番大事にしていますし、自分が常に試合に集中できていることが今回勝てた要因にもなったと思います」と振り返る。
また、5000人を超えるエントリーが競った「EVO Japan2024」スト6部門の印象についは「とにかく日本におけるスト6の受け入れられ方は素晴らしいなと思いました」とコメント。そして「EVO Japan 2024には参加を悩んでいた部分もありましたが、歴代屈指の大きな大会ということも含めて、“絶対に出なきゃいけない”と思い参加しました。また、今大会は“戦い”以外の部分も含めて、3日間の経験すべてがすごく印象に残りました」と総括した。
格闘ゲームのもう一つの世界大会「EVO Japan」
「EVO Japan」は、毎年ラスベガスで開催される世界最大の格闘ゲーム大会「EVO」の理念を受け継いで日本で開催されるもう一つの世界大会。「EVO Japan 2024」では、下記7作品をメインタイトルに選出。各タイトルごとに優勝賞金は100万円、賞金総額は1400万円となっている。
<メインタイトル>
・「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」
・「GUILTY GEAR -STRIVE-」
・「THE KING OF FIGHTERS XV」
・「ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight for the Future-」
・「ストリートファイター6」
・「TEKKEN 8」
・「UNDER NIGHT IN-BIRTH II Sys:Celes」
(C)EVO Japan 2024